遺伝子も腸の言いなり

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  • 三五館 (2013年9月24日発売)
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脳がいかに アホンダラ というスタンスからstart。
不安を作る脳。
勝手に不安を肥大化させていく脳。

凄いと思ったのは ドーパミン、セロトニン が腸内に存在していて、脳が後から出来たこと。
腸内のドーパミン等が脳に運ばれて、行動や考えを変わらせること。

ビックリ、ビックリの連続。

ストレスも、脳からの指示。
腸をキチンと調節して生活するとストレス軽減につながること。
恐るべし。腸の力。
動物園のライオンもクマもウロウロするのは外に出れないストレス。
人も、檻こそないし、自由に出歩くことは出来ても、アレやコレやでがんじがらめ状態。
コレでストレスを感じない方がオカシイ。

ルールはあって当たり前なんだけど。
なんか、あまりにも縛られ過ぎているような気がするのは私だけの見解か?
それだけでは飽き足らず、自分の遺伝子は環境を整える事で誤解してくれる。
頭で勝手に作り上げて来た事をお腹で(自分を中中心にして)考える。
コレ、すっごく大事。
モノの見方を変える事、考えを変える事。
勿論訓練や注意しないと出来ないけど、コレで色々解決出来るって事が何よりも凄い。

っても〜・・・自分、コレ、やってるんだよねん。
実践しているし、実践してることの裏付けみたいで面白い。
アンチエイジングについても書いてあってなかかな興味深いです。

日本人にしかない酵素。
それは海藻を分解する酵素だそうです。
かなり興味深い…
そして、『ボッチが怖い』の意味が分からない私。
一人の時間を大切にしていると思えばなんてコトないのに。
と、一人で納得していました。

ゲシュタルト崩壊
知覚における現象のひとつ。 全体性を持ったまとまりのある構造(Gestalt, 形態)から全体性が失われ、個々の構成部分にバラバラに切り離して認識し直されてしまう現象をいう。〜Wikipedia〜

良い勉強させてもらいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年3月2日
読了日 : 2014年3月2日
本棚登録日 : 2014年3月2日

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