ぼくが探偵だった夏 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2013年7月12日発売)
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本棚登録 : 343
感想 : 24
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本書は,かの有名な名探偵・浅見光彦の解決した最初の事件。
ルポライターとして全国をかけ回るずっと前の,小学5年生・浅見少年の物語である。

と,知ったような口を利いてみたが,実は内田康夫作品を読むのはこれが初めてである。

少年のひと夏の思い出,仲間との絆,そして成長。

私はこの作品を一つの青春ミステリとして読んだが,内田康夫ファンの方々にとっては,本書はなじみ深い登場人物との邂逅の場として,親しみを込めて読まれたことと思う。

少年の出会った夏の思い出は,内田氏の言葉によって語り継がれ,こうして読者の心のなかで永遠に生き続ける。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ミステリ
感想投稿日 : 2018年9月29日
読了日 : 2018年9月29日
本棚登録日 : 2018年9月29日

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