#読了 お伊勢参りに来た神様達が宿泊するよろづやに、職も彼氏も失って路頭に迷った芽衣が拾われて働き始めるという、よくある設定。
よろづやの従業員3人や、神様達のキャラクターは親しみやすくていいんだけど、多忙を極めるよろづやを、その3人で切り盛りする不自然さがどうしても気になってしまう。ストーリーにも設定にも説得力が欠けている気がする。
特に石長姫とのエピソードの性急さが受け付けなかった。何千年と心を閉ざし続けてきた石長姫の心の傷の深さも、慈悲深さも、何もかも薄っぺらく感じた。
続きも気になるので読んでみるつもりだけど、もう少し話に深みが出るといいなぁ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
YA 和風ファンタジー
- 感想投稿日 : 2022年11月28日
- 読了日 : 2022年11月27日
- 本棚登録日 : 2022年11月27日
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