本当に悲惨な朝鮮史 「高麗史節要」を読み解く (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA (2017年4月10日発売)
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感想 : 3
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著者の紐解いた史書「高麗史節要」は朝鮮は高麗のときから裏切りや暴力、賄賂まみれな国家だったことを如実に示している。
地政学的にも強国になれず、二股外交をするしか生き残る方法がなかった。
国民性が歴史によって変わらないとすれば、今の南北朝鮮の不可解な挙動も理解できる。
かの人々は法や権力分立といった近代政治システムというものを信じられないのだろう。
権力を握っても武力がなければすぐに引きずりおろされる国柄ならば、北朝鮮が核ミサイルに固執するのも頷ける。
自分の命がかかっていると考えていれば武力を手放すわけがない。
日本人の価値観で他民族の価値観を理解しようとすること自体が間違っていることが良くわかる。
嫌韓侮韓本ではないと言っているが、取り上げる例が例なのでマイナスイメージしかつかない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年9月16日
読了日 : 2017年9月16日
本棚登録日 : 2017年9月6日

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