マッキンゼー式 世界最強の仕事術 (ソフトバンク文庫)

  • ソフトバンククリエイティブ (2006年9月22日発売)
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自身の経験と同僚たちへのインタビューから構成したマッキンゼーの仕事術。MECE(mutually exclusive,collectively exhaustive)ミーシーという「互いに重ならず、全てを網羅する」徹底した分析を顧客の代わりに行うことで、短期に変革を可能とする。

・分析の枠組み「フォーシズ・アット・ワーク」。
「クライアントの原材料供給業者」「顧客」「競争相手」「代替製品の候補」の4つを特定し、そこに起こる変化と影響を考える。

・エンジニアの二乗原則。
ある問題に方程式が一つ増える毎にシステムを解くのに必要な計算量が少なくとも、方程式の数の二乗に比例して増える。問題に影響を与える要因はいくつも挙げられるだろうけれど、最重要な2、3の「キー・ドライバー」に注意を集中する。

・資源を集中的に活用する事と、ヒエラルキーを排除する事。これが優れた意思決定につながります。ファームのクライアントが大きな変革を遂げようと苦労しているとき、問題はたいていこのどちらかでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2011年10月7日
読了日 : 2011年10月7日
本棚登録日 : 2011年10月7日

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