天使が開けた密室 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2006年11月30日発売)
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本棚登録 : 506
感想 : 67
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表紙イラストと、「密室」という単語に惹かれて購入。
冒頭のプロローグが、誰の視点なのか予想を立て、読み進めたところ、予想的中。
また、犯人及び、密室トリックについても、自分の予想通りだったため、意外性を感じるところはありませんでした。

タイトルに込められた意味は、気づきませんでしたが、「密室」はダブルミーニングになっていて、片方の密室の捉え方は、面白いと感じました。

同時収録されている短編も、予想通りの展開でしたが、読みやすかったこともあり、まずまず楽しめました。

「ライトな本格ミステリ」と紹介されているように、ある程度ミステリを読み込んでいる人であれば、少し物足りなさを感じるかもしれません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 谷原 秋桜子
感想投稿日 : 2019年5月11日
読了日 : 2019年5月11日
本棚登録日 : 2019年5月11日

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