表紙イラストと、「密室」という単語に惹かれて購入。
冒頭のプロローグが、誰の視点なのか予想を立て、読み進めたところ、予想的中。
また、犯人及び、密室トリックについても、自分の予想通りだったため、意外性を感じるところはありませんでした。
タイトルに込められた意味は、気づきませんでしたが、「密室」はダブルミーニングになっていて、片方の密室の捉え方は、面白いと感じました。
同時収録されている短編も、予想通りの展開でしたが、読みやすかったこともあり、まずまず楽しめました。
「ライトな本格ミステリ」と紹介されているように、ある程度ミステリを読み込んでいる人であれば、少し物足りなさを感じるかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
谷原 秋桜子
- 感想投稿日 : 2019年5月11日
- 読了日 : 2019年5月11日
- 本棚登録日 : 2019年5月11日
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