"Cuisine cosmique espagnole"(スペインの宇宙食) シンプルなデザインの表紙がかっこいい。
菊地成孔さんという人もブクログで知った人。事前情報からかなりぶっ飛んでそうな本と予想した。そして事実そうであった。
破格の文体(文体か?)と繰り出される多彩な固有名詞(食べ物多し)。菊地さんの周りの人もかなりハイテンションで(実在の人物なの? あるいは創作なの?)よくわからないが、何かが巻き起こっている。ミラーボールが激しく回っている感じ(なんだこの例え) でも「変なコト言ってる」という自意識はあるのかなんとなくところどころ寸止めになっている気がする。だからヨミモノとしては成立している。素晴らしいとしかいいようがない(絶賛するのもなんか違うのか?)
よくわからないがやや中毒性のある文章で、たまに読みたくなりそう。Webにていろいろ調べてみたが菊地さんの実体がもう一つ掴めない。カリスマっぽいことはわかる。いやはやこんな人がいるんですね。ちょこちょこどんな人なのか情報を仕入れよう。
今のところの印象として、菊地さんは実際会うとものすごくいい人のような気がする。なんとなくそんな気がする。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ(作家)
- 感想投稿日 : 2012年7月20日
- 読了日 : 2012年7月20日
- 本棚登録日 : 2012年7月20日
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