めちゃくちゃ面白かった。
日本政府は40年以上に渡って、真の独立を果たすための"結界"SS-8を極秘で技術開発していた。
SS-8を絶対に他国に渡してはならない。その重要人物である岡本が殺害されることから話がスタート。
政府内の派閥、新聞記者、公安警察、宗教法人、アメリカ、様々な組織の登場人物が交錯するサスペンスの傑作。最後に首相の高島はSS-8をアメリカに渡すという苦渋の決断を強いられる。極秘の技術開発が世に知らしめられ、日本国の信用が失墜することを恐れて。
最後の慶子のシーンで触れられていたように、SS-8を巡る攻防は、邪魔者を排除した上で真の"結界"であるSS-9を守り抜くための日本政府の策略だったのか?鳥肌もの。。あと実は佐々木は生きているのではないか。。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月9日
- 本棚登録日 : 2023年4月9日
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