脳から自分を変える12の秘訣: 「やる気」と「自信」を取り戻す (新潮文庫 つ 32-1)

著者 :
  • 新潮社 (2013年6月26日発売)
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【ヤル気】
■止まっている時間が長いと脳の活動は停滞に向かう。
■ヤル気とは、行動することによって蓄積されるエネルギーである。
■課題を小さく分解して、達成感を得やすくし、ヤル気を促す。

【集中力】
■起きている間でも脳が覚醒に向かおうとしているときと、休息(睡眠)に向かっているときがある。

【思考をまとめる】
■「なぜそう判断したのか」を説明できるようにする。
■脳の中の情報は出力しなければ理解できない。
■主体性を高めるためには、重要なテーマは普段から話したり書いたりするようにする。
■発語する機会が少ないと語彙と概念を結びつける力が弱くなる。
■言いやすい言葉(自分にこなれた言葉)ばかり使っていると、意思的に言葉を選択する力が落ちる。そうならないためには、会話に第三者(例えば本など他人の言葉)を加える。
【発想、アイデア】
■アイデア、発想は応用問題を解くことに似ている。基礎が出来ていることが大切。
■「アイデアは百歩先のところにある」…アイデアを出すための過程・プロセスを惜しんではいけない。

【失敗】
■同じ失敗を繰り返すのは「失敗する自分」を分析したことがないから。
■失敗の分析は5W1H 。失敗の仕方に脳の使い方、モノの考え方が現れる。

■無為な生活は脳をネガティヴ思考に向かわせる。「着実に処理できていることがある」という充足感。安心感。
■自分の価値観に忠実であることが、ポジティヴ思考の源泉。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年11月20日
読了日 : 2013年9月18日
本棚登録日 : 2018年11月20日

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