個人出版で出された電子書籍もオンデマンドもありがたく購入し、うれしく拝読した。だがこうして文庫になったものを読めるのもおおきな喜びがあり、五條先生と出版社にはただただ感謝したい。米国防総省の下請けであるアナリスト・葉山隆がひとつひとつの出来事の真相を追うのだが、実はそれらにはもっとおおきな深謀遠慮が隠されていた、というのは五條先生の腕がなるであろう物語運びでファンにはたまらない。シリーズのなかの一冊なので、本編にも出てくる魅力たっぷりな仲間や陰険な上司の振る舞いも楽しめた。2が出ることを心待ちにしている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
五條瑛
- 感想投稿日 : 2018年12月10日
- 読了日 : 2018年12月10日
- 本棚登録日 : 2018年11月18日
みんなの感想をみる