マット・スカダーのシリーズで最高傑作との呼び声の高い一冊。そして、その声が納得の一冊。
ぎらぎらハードボイルドを期待する人には物足りないかもしれないけれど、硬質な切なさがずっと続いて、意図してないのに涙がにじんでくるような。
言葉遊びの面白さも、相変わらず。しかしこれ、訳すのが大変だよな。無理に日本語に訳さず、こういうやり方をとったのも仕方がないことだよな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外ミステリ
- 感想投稿日 : 2014年6月22日
- 読了日 : 2014年6月7日
- 本棚登録日 : 2014年6月22日
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