ジャーナリスト・伊藤洋一さんの本。(多分ジャーナリスト)
初版2005年6月、270ページ。
読んだ時点が2012なので、7年前に出版された本ということで、
諸々の情報・事情がだいぶ遅れている感が否めない。
簡単に言ってしまえば、日本人自身の悲観論について懐疑的に見ていて、
日本のソフトパワーの強さ、日中・インドなどとの付き合い方について提言をしている。
総論では同意。
ただ、内容的には若干古くなっていることと、分析が今の時点では深みがないので、アドバイス程度に読むべき本。
ただ、江戸時代前期と後期と、高度成長期と現代の対比など、示唆に富む内容もある。
一読して損はない本です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
JAPAN
- 感想投稿日 : 2012年2月29日
- 読了日 : 2012年2月29日
- 本棚登録日 : 2012年2月29日
みんなの感想をみる