たまたまインスタで読んでる人が回ってきて、タイトルが興味深くて読んでみたい!と思った本
図書館に置かれてて、これまた興味本位で借りたけど難しい内容ではあったけどすごい感慨深い内容だった。
読み始めは、公衆衛生学ってなに?って状態だったけど、わかりやすくまとめてあるこの本を読み終えてからは、経済政策によって公衆衛生が悪くなり、それが人の命にも関わる問題になることを知った。
今コロナによって不安定な状況にある世界は、一種の臨床試験(経済政策の)に巻き込まれてるようなものなのかもしれない。
日本はこれまで医療費などの国民を守るための制度を削らなかったから、コロナによる死亡者が世界と比較して少ない方ではあるけど、それでも医療状態は逼迫してる…そう考えると緊縮財政政策を掲げて、保険福祉予算を極端に削ったイギリスやギリシャはコロナの流行で医者の数が足りず十分な医療を提供できないから、死亡者数が増えていくのも納得…
これを読んで思うのは、大不況の中で日本の福祉医療費を削ろうとする、変な政治家が「まだ」いなくてよかったなと、、
難しい本だけど、新しい知識を得られて満足満足
自分の専門分野ではないけど、こういう本を読むのも興味と視野が広がるから大切だね!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年11月16日
- 読了日 : 2021年2月16日
- 本棚登録日 : 2023年11月16日
みんなの感想をみる