ウエルベックの「服従」の流れで読んでみた。
1884年の小説だけど、とにかく暗い。
いくらお金があっても、病気になるとネガティヴになる感じがリアルに書かれている。
そしてとにかく性格が悪い。金持ってるやつが性格悪いと最悪だっていうw
好きなのは
主人公のデ・ゼッサントが、歯医者が怖くてたまらないけど、引き下がれなくなって歯を抜く場面。(こわい!)
あと芸術作品をコレクションしているけど、その割に「最近の芸術は全部ダメ」とか思っているところ。「わかる、わかるよ!」と思った。
あとはまあ、この時代にベルエポックを準備してるわけだから、そこまで悲観的にならないで!って未来から
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年7月19日
- 読了日 : 2017年7月19日
- 本棚登録日 : 2017年7月19日
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