アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? ; これからの経済と女性の話

  • 河出書房新社 (2021年11月16日発売)
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感想 : 82
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 「経済学」の本だと思って読んでみたら、「経済と女性」の本だった。作者はスウェーデン出身の女性ジャーナリスト。
 
 プロローグより「フェミニズムつねに、経済を語ってきた」。また、訳者あとがきには「フェミニズム経済学は女性の置かれた立場を分析します」と。 そして「フェミニズム経済学の考え方をベースに、 既存の経済学をバサバサと斬っていく爽快な読み物」とある。

 そして「経済人」モデルが、いかに現実にそぐわないかを明らかにしている。また、経済を「ジェンダー」の問題として捉えたのが新鮮だ。こういう観点はいままでなかったと思う。 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 社会
感想投稿日 : 2022年3月17日
読了日 : 2022年3月17日
本棚登録日 : 2022年3月17日

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