”エトランゼのすべて”森田季節著 星海社FICTIONS(2011/10発売)
・・・充実した大学生活に憧れ、京都大学に入学した針塚圭介は、「京都観察会」なる怪しげなサークルでミステリアスな美女“会長”と出会う。
「ちょっとした魔法ですよ」——そう言いながら淡々と圭介の個人情報を言い当てていく“会長”。彼女は一体何者なのか。その美貌と微笑みの裏には、思いもかけない秘密があった……。
(公式サイトより)
・・・改めてあらすじを見るとミステリにも見えなくないですが、青春小説です(笑)
比較的、静かに物事が進む話でしたので”会長の謎”というのはアクセントがあり、わくわく感を駆り立てられました。
かつ、予想外でもあり、ラストへの流れも好印象を持った。
が、あぶれ者の集まりだった”京都観察会”からあぶれた者はどうなったのか、どうなるのかを考えると物悲しい気分になります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
星海社FICTIONS
- 感想投稿日 : 2015年4月28日
- 読了日 : 2015年4月28日
- 本棚登録日 : 2015年4月28日
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