神経科の医師・伊良部。名医かヤブ医者か馬鹿かアホか…謎のドクターに助けを求める患者たちの物語。
患者のキャラの濃さと伊良部の度を越した神的なアホさ加減に、通勤電車でうっかり笑ってしまった_(:3 」∠)_
スマホ中毒者や火の始末が気になる人などは、読んでいるうちにコッチまでソワソワさせられてしまい、危うく患者になりかけるような読書体験となった。
勃ちっ放しとか…苦笑してしまいつつも、どこか共感できてしまうから面白い。
適当な診察をしているように見えるのに、いつの間にか解決(?)している謎ストーリー。診察が無くても結局自己解決してるパターンばかりで、治療自体には伊良部があまり役立ってないことも面白い。知らぬ間に内面を支えていたのかな?
短編集なので気軽に読めて、笑える手軽さが良かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2023年8月3日
- 読了日 : 2023年8月2日
- 本棚登録日 : 2023年8月2日
みんなの感想をみる