やらなくてもいい、できなくてもいい。

著者 :
  • サンマーク出版 (2010年4月30日発売)
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本当に仕事がうまくいくようになったのは、自分の仕事を減らしていくようになってからだった。
何をやらないのか決めるのが、生きるうえでいちばん大切。

他人と親しくなるには、会う時間より回数を増やしたほうが良い。、

「なりたいもの」になれなくても「やりたいこと」ができれば良い。

「できるだけ多くの人にバラマク」という漠然としたイメージではヒットは作れない。一人一人に手売りするイメをもつ。(ペルソナ)

自分が飛び抜けて仕事ができなくても、周りの部下・同僚がデキるようになれば成果はあがる。
 
ひとつにしがみつかないための、前向きな逃げ道を作っておくべき。心の拠り所。

仕事のパートナーとは、阿吽の呼吸までトコトン仲良くなるか、ぶつかり合うか、で良い。適度な友だち関係は1番最悪、お互いなんのプラスもない。

やらなくていい。自分の得意・不得意を明確にして、不得意を補ってくれる人を周りに配置する。

チームメンバーの誰もが、あの仕事は自分がやったと誇れるようなチームづくりが、上司やリーダーの役割。

クレド(中心軸となる方針)をら常に持ち続けている人、と思われるべき。他人の意見は聞くが、飲むか飲まないかはクレドに従い判断し、断る理由もクレドからブレずに論理的に説明する。

プロデューサーのイメージの範囲内で完成してしまうのは、失敗に等しい。クリエイターには、プロデューサーの想像を超える能力を発揮してもらえる環境づくりを目指す。
そのためには、
・明確なクレドやビジョンを伝える
・指示は細かすぎないように

欠点も含めて個性。欠点を頑張って潰さなくていい。

仕事のオファーが来るようになった時こそ勝負。それまで以上に丁寧に仕事をする。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2020年3月29日
読了日 : 2020年3月25日
本棚登録日 : 2011年8月16日

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