前著から10年後に刊行された本作では、PLOアラファト議長の死後のパレスチナ地方を巡る状況からアフガニスタン、イラクでの戦争、チュニジアで始まった革命「アラブの春」と「イスラム国(IS)」の台頭についてわかりやすく描かれている。
そしてこの本の後書きにもあるが、我々日本の人々もこの問題を対岸の火事だと思って眺めるのではなく、同じような悲劇を起こさないためにもしっかり学ぶことが必要だ。「憎しみの種」を育てることなく共に生きるためにどうすればいいのかを。
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- 感想投稿日 : 2023年10月19日
- 読了日 : 2023年10月19日
- 本棚登録日 : 2023年10月19日
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