「私の夢は大人になるまで生きることです」
題名にも使われているその言葉を著者が実際に言われた一言。
今の日本の生活では考えられない世界が現実にはあって、
それを知らないふりはもうできない。
その現実以外にも、
古着を送ったり現地に送ることの難しさなども知りませんでした。
著者はカメラマンという職業なのだが、
現地に出向いて交流したり学校を建てたりと
その活動はとても尊敬できます。
「一生懸命生きることが最初のボランティアです」
【懸命に生きるこどもたち】も読んだのですが、
現地の子供たちは日本と違い、
当たり前のように親が子の面倒を見るのではなく、
当たり前のように子が親の面倒を見る。
親への感謝の気持ちがあふれているのです。
「感謝とは生きる力です」
日本人の生きる力はとても弱くなってしまいました。
自分もこの著者のような活動ができればと強く思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
おススメだがお薦めできない
- 感想投稿日 : 2010年6月17日
- 読了日 : 2010年6月17日
- 本棚登録日 : 2010年6月17日
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