久しぶりに再読。同じ頃にはまった長野まゆみの本はほとんど処分してしまったけれど(売れっ子ゆえ再入手しやすいから)寮美千子は文庫化もしないし捨てられずいまだに愛蔵。パロル舎の本を読むようになったのはこの人がきっかけだったなあ。
最初に読んだ頃はたぶんギリギリ十代だったからもっと心に響いた気がする。大人になって読むとさすがにいろいろアラも見えてしまうけれど、基本的には児童文学だし、SFとしても、賢治風の童話としてもそれなりのクオリティ。人間をラジオになぞらえるあたりはとても好き。そしてラジオスターレストランに続く。
読書状況:読み終わった
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>やらわ行
- 感想投稿日 : 2015年10月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2012年7月27日
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