恋の蛍 山崎富栄と太宰治

著者 :
  • 光文社 (2009年10月17日発売)
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感想 : 27
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そういえば、某知り合いの理美容の人(オジサン)が、
「太宰治は悪いやっちゃでぇ」と言ってたのは、こういうことだったのか。
(多分、そのオジサンのお母さんは、富栄さんのお父さんが設立した学校の卒業生なのかも。昔のこと言っても、まだその程度の出来事だし。)
心中に巻き込まれた相手のこと、不勉強で、私は知りませんでした。

恋愛って恐ろしい。
特にいい加減で不幸の腐臭がする男ほど、恐ろしい。
そして、まさか娘を心中で亡くした上に、また変な風評に親が苦しめられるなんて、
なんちゅー酷さだと、心が痛くなりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2019年8月9日
読了日 : 2019年8月9日
本棚登録日 : 2019年8月9日

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