アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫 ふ 21-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (2011年7月25日発売)
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本棚登録 : 1809
感想 : 222
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フォローさせていただいている方の本棚で発見し評価が良かったので読みました。初深町秋生さん。

組織犯罪対策課 八神瑛子。シリーズ物。
組対で女性ものってどうなのよって思いながら読み始めた。

主人公は、美人、頭も切れる、中国語も話せて、武道もできるって完璧すぎる。おまけに過去旦那が殺されていトラウマのようなものがあることの匂わせ、この辺まではストロベリーナイトの姫川と似ている。
違うのはアウトローということ。女性のアウトロー設定は珍しい気がする。ヤクザや中国マフィアとも情報やり取りして金を受け取り、署内の同僚にも金かして情報を握っている。
魅力的な主人公設定良かったです。

主人公が女だとエロを持ち出すんだよなーと思いながら読んでたらやっぱり出てきたけど、主人公がどうこうなるのじゃなかったのでそこはよかった。

展開が早くて2時間ドラマのようだったし、多少ご都合主事的な部分がないわけではなかったけど、
主人公が魅力的なこと、協力者の劉さん、元プロレスラーの里美、対抗している元外事の署長など周りのキャラクターが良いことから続きを読んでみようと思った。

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読んだあと調べたら米倉涼子でドラマ化していたみたい。米倉涼子か。冷たい目は米倉涼子のイメージじゃなかったな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読んだ本
感想投稿日 : 2018年10月2日
読了日 : 2018年10月2日
本棚登録日 : 2018年10月2日

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コメント 1件

hs19501112さんのコメント
2018/10/03

映像化されてたとは、知らなかったです。

自分も同じく、米倉涼子さんはイメージと異なりますね。

とすると、誰だろう…

もう少し若い頃の松雪泰子?
もう少し若い頃の菅野美穂?
もう少し歳を重ねた石原さとみ?

とか、キャスティングを考えてみるのも楽しかったりします。(

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