小説フランス革命 9 戦争の足音 (集英社文庫)

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  • 集英社 (2012年5月18日発売)
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感想 : 21

王の逃亡が失敗に終わり、国内が荒れるなか、ロベスピエールが一時の休息を終えて再び動き始める。地方と中央の差は、マスコミの発達した現代とはまた違うだろうと思うが、逆にそれがあったとしても、地に足を下ろす地方の人々と都会の感性にはやはり格差があるに違いない。その辺りのリアリティは果たしてどうなのか。やや現代の感覚に寄り過ぎな気がしないでもない。想像でしか補えない歴史の難しさがある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年1月31日
読了日 : 2017年1月31日
本棚登録日 : 2017年1月31日

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