千利休とその妻たち(下) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1988年3月30日発売)
3.84
  • (29)
  • (62)
  • (48)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 374
感想 : 41
4

千利休、おりき、おぎんなど家族たちが、秀吉の天下統一に伴い、段々と権力闘争の渦に飲み込まれていくさまが、見事に表現されています。
権力、文化のアイデンティティとして位置付けられていた茶道を追求していく利休の葛藤がそこにはありました。
歴史小説、また世界観など、素晴らしい作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年11月16日
読了日 : 2022年11月16日
本棚登録日 : 2022年11月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする