夕顔 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1997年2月28日発売)
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本棚登録 : 199
感想 : 21
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白洲正子のこれら随筆は、単なるエッセイ集などと簡単に分類できるものではない。数ページの短い文章に昔から語り継がれる日本文化の真髄、語り継ぐべく伝承が詰まっている。
なかに、死や墓に関する記述がある。この世が夢幻であることを忘れたところに現代の欠陥は生じたとの指摘が頭から離れない。たしかに、万葉の時代、死は隣にあり、生きる事を大事にしていた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年2月12日
読了日 : 2021年2月12日
本棚登録日 : 2021年2月12日

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