ヒットマンであるケラーシリーズの連作短編。冷静かつ淡々と仕事をこなすケラーが健在だが、本作では依頼人やターゲットの人間関係や、更に自らの人生の在り方なんかにも心を巡らせ、葛藤するという、ハードボイルドを得意としてきたブロックとしては異色の作品といえるだろう。葛藤の結果、ケラーの採った選択というのがなかなか面白いと思う。
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- 感想投稿日 : 2013年11月3日
- 読了日 : 2013年11月3日
- 本棚登録日 : 2013年11月3日
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