あたらしいお金の教科書: ありがとうをはこぶお金、やさしさがめぐる社会

著者 :
  • 山川出版社 (2021年8月3日発売)
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本棚登録 : 156
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お金の正しい使い方についてとてもわかりやすくまとまっている。
今は老後2000万円が必要など言われている世の中で節約などしながらしっかり貯めることが注目されているが、この本はまずちゃんと自分への投資するもの使うべき、投資やふるさと納税を行う時も心の底から応援したいところへお金を使うことを大前提に書かれていて新鮮だった。
そして楽に稼ぐ方法はないので、いかにワクワクすることを仕事を生み出す必要があるとあったが、一体自分の「ワクワク」する仕事は何か?を本格的に考えなければならないと感じた。
全体の内容はあくまでも入門編で、金融系の知識がある方は物足りなく感じると思うが、個人的に知識がないため新しい発見もあった。例えば、銀行の信用度を測る数値があることは初めて知った。そして日本が世界的な平均よりだいぶ下回っている中で、ゆうちょがとても低かったことを知ってとても驚いた。これから大学生、社会人になる方へおすすめ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月23日
読了日 : 2021年9月23日
本棚登録日 : 2021年9月20日

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