アラン・ムーアさんの作品って、読むのが大変なのです。『フロム・ヘル』と『プロメテア』と読み始めているものの、なかなか先に進めない仕掛かりがあるにもかかわらず、本書『ネクロノミコン』も買ってしまいました。
本書のページ数の薄さも手伝って、読み始めるぞと、気合を入れて読み始めました。
初めは、やはりなかなか次に進めなかったのですが、次第に物語にのめり込み、最後のページまで辿り着くことができました。HPラヴクラフトさんの小説(創元推理文庫)は、若かりし頃に読んでいたので、クトゥルー神話の話にもついくことができた次第です。本書はシリーズもので全4巻を予定しているそうです。次の作品は、本書の帯に書かれていますが、『Providence』という題名らしいです。待ちきれず洋書のものも購入してしまいました。今度はプロメテア1巻分ほどの厚さもあり、洋書なので読み進めることが大変だなぁと途方にくれています。
本作品は、好みが分かれる作品です。HPラヴクラフト作品が好きな人なら、ぜひ手に取ってお読みください。きっと気に入るはずです。なんの前知識もなく気軽に手を出すと危険極まりない書籍でございます。お気をつけください。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック・ラノベ・BL
- 感想投稿日 : 2022年11月5日
- 読了日 : 2022年11月5日
- 本棚登録日 : 2022年10月30日
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