小説の最初の方のある文章で、 ○○が犯人ではないかと予想できてしまった。そのような 結論にならない事を願いつつ読み進めたが、見事当たってしまい多少がっかりした。事件は共犯者の複雑なアリバイづくりが 見事であり、犯人の予想は 出来たが この事件の展開は小説の最後の方まで分からなかった。フレンチは 事件の再現を行い、見事に犯行が実現可能である事を示しており、 これについては細部の事までよくふれられていると思う。ただ、この事件、現代の血液鑑定があれば一発で事件解決するのにと思ったが、これは言ってもしょうがないことかな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2005年6月13日
- 読了日 : 2005年6月13日
- 本棚登録日 : 2005年6月13日
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