現世に異界を垣間見るような怪談集
着物や植物の鮮やかな色が、綺麗な筈の月が、見慣れた筈の日常が燈が気配を変えていく
平常を保とうとする人と
空間を侵食していく異質なもの
じわりとした怖さの中でも鏡花の文章は美しいなぁと思う
「霰ふる」が好き
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月23日
- 読了日 : 2024年1月22日
- 本棚登録日 : 2024年1月22日
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