服は何故音楽を必要とするのか? ---「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽たちについての考察 (河出文庫 き 3-5)
- 河出書房新社 (2012年12月5日発売)
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ファッションショーで流れる音楽を、服やモデルとの関係から、新たなジャンル「ウォーキングミュージック」として考察した一冊。
メゾンブランドを扱っているので、それに伴う言葉もなんだかブルジョワジーで、ナルシストな匂いすら感じる。そこに共感なんぞ出来なかったのだけれど、それとは別にそもそもショーの映像を見ながらでないと、理解しきれない前提があるような。
ウォーキングミュージックという概念については前半で関係性や面白さがしっかりと考察されていて、あとはショーを見ないとなんとも…な内容であった。
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- 感想投稿日 : 2013年12月13日
- 読了日 : 2013年12月13日
- 本棚登録日 : 2013年12月6日
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