るろうに剣心 7 ―明治剣客浪漫譚― (集英社文庫(コミック版))

著者 :
  • 集英社 (2012年4月18日発売)
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本棚登録 : 206
感想 : 10

2016.9.15再読
(あらすじ)由美の案内でシシオのアジトへ。佐之対安慈、斎藤対宇水(宇水死亡)、剣心対蒼紫。残り(宗次郎と方治以外)の十本刀、葵屋を襲撃。
(感想)安慈の過去は、要求通り出て行くつもりだったのに、結局相手が焦って焼き打ちにしてしまったってことだよね。でも最初に期限を提示されていたなら「約束を破ったな!」ってなるけど、期限にどちらも言及していないので、なんかグダグダな感じになってしまっているような。斎藤が宇水のことを「本当はシシオに敵わないとわかっているけどシシオを狙うポーズをし続けることで隠している」と指摘するのはなかなか良かったな。蒼紫にいまいち共感できない。剣心を狙っていたのは復讐というよりは、自分が最強になることで部下たちへの手向けにするため、というのはまあわかったが(そもそも部下たちの死の責任の大半は観柳についた時点で自分にある訳だし)、だとしてもかつての仲間のためという名目でかつての仲間(翁)を襲うのはどうよ。同じ仲間に優劣つけてるってのがどうも受け付けない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コミック
感想投稿日 : 2016年9月15日
読了日 : 2012年8月7日
本棚登録日 : 2012年8月7日

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