ビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則

  • 日経BP (2001年12月18日発売)
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感想 : 452
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1より2の方が役に立つと教えてもらったので読んでみました。結論から言うと、おっしゃる通り一般的には本書、2の方が具体的であり実際のビジネスに活かしやすいでしょう。こっちを読んでから1を読んでも良い気がします。
本書の中でも語られている通り、2では「ビジョナリーカンパニーになるのに必要な要素とは?」という部分に焦点をあてられており、1では「ビジョナリーカンパニーがビジョナリーたる所以は?」という部分に焦点があてられています。
1と2、どちらも読みやすくテンションが上がってくる良書なのですが1を読んだ際は「ふーん」という感触が多かった気がします。BHAGとか基本理念という話をされても、社会人2年目の自分には少しイメージが大きすぎた気がします。
それに比べると本書2はかなり具体的な部分に突っ込まれて書かれており、各論において明日から試してみようと思えるほど新鮮なネタにあふれております。特に針鼠の概念の部分はとても参考になる内容で溢れていた。普通に読むと当たり前のような単純な事に思えるのだが、実際に出来ているかというと甚だ怪しい。1を改めて読み、本書の概念をまたしっかり身につけたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2014年3月25日
読了日 : 2014年3月25日
本棚登録日 : 2014年3月25日

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