シングルマザーで人生絶望の主人公が日常のことや考えをブログに綴っていたものをまとめた本でした。
この著者の場合はシングルマザーになってしまって、人生どん底でも自分なりに自分の道を模索しながら少しずつでも切り開いていってる感じは少しですが感じ取れました。
もしかしたら同じような境遇(アメリカと日本ではまったく違うけれども)の方には勇気づけられたり、今がツライ時には私なんかよりはもっと大変な人がいると思わせてくれるかもしれません。
けど、読みながら同時にどうしてシングルマザーになってしまったのか?シングルマザーにならないようにどうするべきだったのか?というところも考えさせられたのはありました。
結局、自分たちが責任も持てないのに子供を作ってしまったことが、自分を貧困へと追いやった部分もあるでは?と冷徹ですがそう思ってしまいました。
仕方なく、シングルマザーになった方もいると思いますが、シングルで子供を育てながら生きていくというのは今の時代はやはり大変なんだなと、そして子供を産んで育てること自体が今の時代では贅沢なことなのかもと感じずにはいられない本でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2020年10月18日
- 読了日 : 2020年10月18日
- 本棚登録日 : 2020年8月30日
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