小惑星美術館 (貘の図書館)

著者 :
  • エフ企画 (1992年1月15日発売)
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感想 : 16
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この話の中に、有害なものを全て取り払って作られる食べ物が出てくる。たぶん、虫ひとつつかないから、色も鮮やかで葉の形も綺麗なんだろうと思う。人の手で(コンピューターで)徹底的に管理されて作られるものを、主人公は気持ち悪いから食べたくないという。私も気持ち悪いと思いました。
そういうものを食べ続けたら、いったい人間はどうなってしまうのだろうと、ちょっと恐ろしくなりました。多分、抵抗力というものが弱くなるから、ひとたび病原菌が入り込んだら、たちまち広がったいくのだろうな、と。
地球は人の手によって病み、それを止めることができないでいる現実を、考えさせられました。

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感想投稿日 : 2008年4月15日
本棚登録日 : 2008年4月15日

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