鉄道マニアと言うには知識も電車に乗った経験も少ないけれど、それでも鉄道が好き、そんな女子代表の酒井順子さんが各地の日本の鉄道に乗ったり東京駅ステーションホテルに泊まったり、そんな経験を書かれたエッセイです。
オイラも電車が好きだけど、知識もない、乗りつぶしもしない、酒井さんと同じ程度の鉄道好きなのです。餘部鉄橋行ったんだとか、リニアモーターカーの実験線の体験ツアーに行ったんだとか、いいなーいいなー、と単に羨ましがっている女になってました。山手線1週は乗ったよ。
酒井さんの、鉄道マニアは老若「男」ばかりというのには何となく同意します。ちっちゃい男の子でも、好きな子は目を輝かせながら電車を見てるしねぇ。鉄道好きの女子を鉄子という向きもありますが、やっぱり鉄道好きは男の人のイメージ。うちの娘二人も鉄道よりも、リカちゃん人形やシルバニアファミリー好きの王道女の子遊びばかりです。
ライトな女子鉄でも、なんにも分かんなくても、たとえ列車の絶景スポットで寝てしまってもいいんです。電車に揺られる心地よさを感じていれば。そんな楽~な気持ちでいてもいいんだなぁとほっとしました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2011年6月25日
- 読了日 : 2011年6月25日
- 本棚登録日 : 2011年6月25日
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