父の転勤にともない引っ越してきたのは山を越えた小さな町、由米美濃(ゆめみの)。
ひっそりと、乗客の少ない電車で乗り合わせたおばあさんから、駅のいしつぶつ係に行ってみるといいと薦められる。
いしつぶつ係って、なんだろうと思いながら、電車を降りて由米美濃駅の改札を出ると、長い通路がありました。
その先にあったのは遺失物係で、この遺失物係は普通の落とし物ではなく、お話の落とし物が届けられるというのです。
その遺失物係で、係の人に読んでもらうお話は優しくて、それでいてどこかほろ苦いのです。
主人公の気持ちに寄り添ってお話を読んでいると、癒されるように感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年9月20日
- 読了日 : 2016年9月20日
- 本棚登録日 : 2016年9月20日
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