タイトルに惹かれて読んでみた。
『進撃の巨人』に出てくる巨人たちを美術解剖学の視点から見る。
正直なところ、『進撃の巨人』が絡むのは初めと最後だけ。それ以外はひたすら筋肉と骨格の説明になるが、その中で巨人たちが図示される。これが僧帽筋です、みたいな。こういう展開は少し新鮮に思ったが、さらっと読むだけでは美術解剖学の知識はとても頭に入らなかった。
ただ、マンガの描写はこういうことも考えて描かれているんだということを知ることができたのは収穫。実際の人体の構造に忠実だったり、表現のために敢えて実際とは違う書き方をしたり。そういった分析もされている。次に『進撃の巨人』のマンガを読むときは、違った読み方ができそうだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
雑学系
- 感想投稿日 : 2016年3月31日
- 読了日 : 2016年3月30日
- 本棚登録日 : 2016年3月22日
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