多田将
ニュートリノ 入門書
ニュートリノ振動理論 を中心として、ニュートリノの性質を わかりやすく説明している。ニュートリノの物理学的な偉業や性質は理解できた
現代社会や産業への功績がなく、未来社会に何をもたらすのか未知数であるなかで、ノーベル賞を受賞していることに、無用の用としてのニュートリノの凄さを感じる
この本では例示されていないが、ニュートリノの使われ方は ガン治療、新エネルギー開発、新たな情報通信網、宇宙移動手段のほか、核兵器を無効化する新兵器の開発とか ではないか?
反物質、対消滅は SF的で面白い〜物質と反物質が対消滅する場合、エネルギー保存法則により 両者のエネルギーが残り、光として現れる
原子の構造が 太陽系と同じというのが ロマンがある〜太陽に相当する核(原子核)があり、周りを惑星に相当するもの(電子)が回っている
ニュートリノ振動理論
ニュートリノは時間とともに別のニュートリノに変化する〜素粒子の種類が時間とともに変わる。ニュートリノ振動が起きていれば、ニュートリノの質量に差がある
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月17日
- 読了日 : 2020年8月17日
- 本棚登録日 : 2020年8月17日
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