大学時代に初めて読んだ本で、自分の中で聖書化しつつある一冊です。
読むのは三回目になりますが、毎回違った気づきがあり面白い本です。面白いだけでなく、自分のために生きるということの難しさについても考えさせられます。
毎回読むたびに違った部分が印象に残りますが、一番印象に残る部分は変わりません。その一節は「成長しないことはすなわち死である」です。
読むたびにそれは言い過ぎなのでは…と思いますが、この考え方が自分のために生きる、自律のために最も重要な考え方だと思います。
本書は、タイトルのせいか宗教チックに感じられ手を伸ばしにくいと感じられている人もいるかもしれません。しかし、何らかの気づきはあると思いますので、多くの人が手に取ってほしい本です。
訳者の熱い思いも伝わってくる良書です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年7月29日
- 読了日 : 2019年7月29日
- 本棚登録日 : 2019年7月16日
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