韓国ナショナリズムの起源 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社 (2020年4月4日発売)
3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 30
感想 : 1
3

読み始めたら、どこかで読んだことがあるエピソードだなと思い、反日種族主義の本を確認したら、同じエピソードが出ていた。この本は20年前に韓国で出版されたのだから、反日種族主義の方が真似をしたのかな?「鉄杭事件」と言って、日本が朝鮮民族の精気を断ち切るために、山などの頂上に打ち込んだと言われている。風水侵略とか。こんなことを本当に真面目に信じているのかな?日本がすることは悪いことで、韓国がすることは健気なこと、という前提の色々な言説が取り上げられて批判されている。これを読んだら韓国の人はむっとするのだろうな。20年経っても、あまり変わっていないように思える。これだけ日韓の交流があっても、心の底にはこの本で取り上げられたようなことがあるのだろうな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2020年8月3日
読了日 : 2020年8月3日
本棚登録日 : 2020年8月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする