とうとう徳川幕府は徳川慶喜で終末を迎えた。木曽の山の中の往還もそのような幕府の最後に続くものと新たな世の中を待ち望むものの行き来があったが、山家の百姓達の本心は青山半蔵の心とはまた少し違ったもののようであった。明治の世の中が始まり、馬籠の宿も大きく変わろうとしている。新たに戸長となった半蔵の思いとは別に世の中は進んでいくようであった。
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キンドル
- 感想投稿日 : 2018年10月11日
- 読了日 : 2013年3月8日
- 本棚登録日 : 2018年10月11日
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