30/Apr/2008
30年余りにわたって浅草を通り過ぎる人たちを呼び止め撮った写真集。
人が行き交う都会の中で、我々は互いのことなど何一つ知らず通り過ぎてゆく。仮に知りたいと思っても踏み込むことはない。全くの他人の時間に絡んでゆくことは非常にストレスだ。
ここには、市井の人、特に個性的な人達が集まっており(と思うが、少なくとも自分から声をかけることはないだろう)、独特のキャプションがさらに深くその人への想像を掻き立てる。中には10数年ぶりに同じ人に出会い、撮った写真もある。
ちなみに、いいかどうかわからないが、笑える。ツッコミどころが…。引き込まれるいい写真集だが値段は高い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
写真集
- 感想投稿日 : 2013年5月26日
- 読了日 : 2008年4月20日
- 本棚登録日 : 2008年4月30日
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