エックハルトが民衆に語った説教であるが、相当難解で、民衆がそれを理解することができたかどうかは不明・・・。
主に、聖書の解釈が中心であるが、その解釈の仕方がエックハルト独特の哲学的語りによって示されていく。
自分を棄てて空にする「離脱」
そして、あらゆる被造物から自己を遠ざけて、神そのものへと向かっていく。
そこに神が流れ込む。
心が軽やかになるのを感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
学術書
- 感想投稿日 : 2013年6月11日
- 読了日 : 2013年6月11日
- 本棚登録日 : 2013年6月11日
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