エックハルト説教集 (岩波文庫 青816-1)

  • 岩波書店 (1990年6月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (306ページ) / ISBN・EAN: 9784003381618

みんなの感想まとめ

深い哲学的テーマと難解な内容が特徴でありながら、読者の心を惹きつけてやまない作品です。訳者の明快な言葉選びにより、読みやすさが感じられる一方で、内容の理解には挑戦が伴います。特に「離脱」という概念は、...

感想・レビュー・書評

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  • 大学院生の時聴いた田島照久先生の講義がとても興味深かったので、これを読むことにした。田島先生らしく明解でわかりやすい訳語で読みやすかったが、内容は非常難解。書いてあることの半分も理解できなかったが、後半で何度も出てくる「離脱」とう概念は、禅の無の境地に通じるものがあるのだろうか。

  • 分かりにくい。けど気になる。
    また再読しよー。

    不動の離脱。

  • 一説読むだけで、中世キリスト教という教義、教会の確信に呼吸すら乱れる。

  • 今の日本人には、読んでもわからないという感触かな。

  • 編訳:田島照久

  • 少し仏教に通じるところがある。

  • エックハルトが民衆に語った説教であるが、相当難解で、民衆がそれを理解することができたかどうかは不明・・・。

    主に、聖書の解釈が中心であるが、その解釈の仕方がエックハルト独特の哲学的語りによって示されていく。

    自分を棄てて空にする「離脱」
    そして、あらゆる被造物から自己を遠ざけて、神そのものへと向かっていく。
    そこに神が流れ込む。

    心が軽やかになるのを感じました。

  • フリーペーパーで紹介されてた。
    『インナートリップへの指南』

  • 「彼らは死して有る。」
    死ゆえに人の苦労はいつか終わる、故に苦労や辛さを恐れる必要はない。
    「人が捨て去る事の出来る最高にして究極のものとは、神のために神を捨て去るということである。」
    無条件の愛こそが神への愛、与えられるものではなく存在そのものへの敬愛。
    誰かに対する愛にも同じ事が言えるのだろう。
    何かをしてくれたからその人が好きになる、では不完全なのだ。

    全部読むにはドープでマッドな精神状態が必要なのかもしれない。

  • “宗教には幅とか領域とか広さっていうことの他に、深さっていう概念が通用する。しかし、唯物論はもう、非常に平らな表面だっていうことですね。~それはもう深さっていったらこれほど深い本はないぞっていう深さがありますね”(悪人正機/吉本隆明より)

  • 評価をどうつければよいのかわからなかった。クリスマスシーズンということで、一生懸命ラストスパートを掛けて読み切った。読み切るのになんと1年半もかかった。私のもてる限りの知力と感性を駆使して真剣に読んだが、半分はわからなかった。この本はエックハルトというキリスト者の説教をまとめたもの。しかしながら聖書とはちょっと違う。独特の世界が広がっている。非常に感銘を受ける一節もいくつかあったが、正直なところキリスト者でない私には理解できない部分が多々あった。しかしながら、信仰について興味がある人にはオススメ。でも正直なところ私としてはこちらの方がオススメ。

  • 先生があまりにもやる気のない方だったためにやめた授業の課題書。だったためにおきっぱなしにしてたんですが読むと中々興味深い。多少の前提知識があれば、ゆっくりなら読めます。キリスト者でなくとも納得できる説教かなぁとか。岩波はこういう本が安く手に入るので敷居が低くて良いです。ハードカバーなんてかえないからね学生は…!

  • 画家・小林正人の展覧会を見て、思わず読み直した1冊。小林氏の絵画のキーワード「単一性」は、ジャッドなどの言うモダニズムの言説での扱われ方よりは、エックハルトの言う「一成るもの」の概念に近いと思う。

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