吉敷刑事シリーズ。
北海道での事件からさらに六年が経過してますが、いまだ元妻の通子の思い出に浸る吉敷刑事。
結婚した時は相当若かったし、通子も相当幼い感じで、しかもちょっと変わってる。
それでも忘れられない吉敷刑事は、ふと目にした彫金作品がきっかけでもう一度事件後の通子を捜そうとするのです。もちろん北海道からもいなくなっていたため、彫金作品のモチーフである羽衣伝説だけが手がかり。
そして、事件に絡んで偶然居場所を探し当て、しかも過去の通子がトラウマになっていた(藤倉兄弟との因縁のほかにもトラウマあったらしい)母の死にまつわることも解決し、いつかまたよりを戻すかも、で終わりました。
事件そのものよりも通子との思い出話満載で、なんと言うか、前回の事件でも思いましたが吉敷刑事は通子さん大好きなのね。とだけ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018/05
- 感想投稿日 : 2018年6月10日
- 読了日 : 2018年5月29日
- 本棚登録日 : 2018年4月28日
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