時代はちょうど田沼意次が失脚した直後。
将軍が替わり、それまで田沼の庇護のもとに裏では自治してきた吉原も新たなる庇護者を模索。
きれいな政治では吉原にとっては都合が悪いのか。お金で動く世界の方が、吉原を動かすには楽なんだと。
作中ではなかなか爽やかな主人公だったり、やり手で吉原のためにと動く人々は読み手としては気持ちのいい話なのだけれど、やはりそういう世界なのだなぁと思いました。
読書状況:読み終わった
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2015/01
- 感想投稿日 : 2015年1月14日
- 読了日 : 2015年1月6日
- 本棚登録日 : 2014年12月28日
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