見番: 吉原裏同心 3 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-9 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社 (2004年1月1日発売)
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本棚登録 : 346
感想 : 22

時代はちょうど田沼意次が失脚した直後。
将軍が替わり、それまで田沼の庇護のもとに裏では自治してきた吉原も新たなる庇護者を模索。
きれいな政治では吉原にとっては都合が悪いのか。お金で動く世界の方が、吉原を動かすには楽なんだと。
作中ではなかなか爽やかな主人公だったり、やり手で吉原のためにと動く人々は読み手としては気持ちのいい話なのだけれど、やはりそういう世界なのだなぁと思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015/01
感想投稿日 : 2015年1月14日
読了日 : 2015年1月6日
本棚登録日 : 2014年12月28日

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