またもや吉原の危機。
政治の安定しないその裏で、吉原を締めようとやってきた新同心。とうとう会所まで吉原の外に追いやられてしまいます。
今回は本当にハラハラしながらワクワクもしました。
まだこのシリーズ四冊目ですが、一番面白かったかも。
攻防と同時に一人の遊女が見受けされて吉原の外へ出るのですが、三味線の名手であり、タイトルにもなっている清掻を弾いて去っていくのです。
ちょうど年も明けたところで読んだせいか、雪の中で響くその清々しさを感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2015/01
- 感想投稿日 : 2015年2月1日
- 読了日 : 2015年1月26日
- 本棚登録日 : 2015年1月22日
みんなの感想をみる