清掻: 吉原裏同心 4 長編時代小説 (光文社文庫 さ 18-11 光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社 (2004年7月1日発売)
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本棚登録 : 338
感想 : 22

またもや吉原の危機。
政治の安定しないその裏で、吉原を締めようとやってきた新同心。とうとう会所まで吉原の外に追いやられてしまいます。
今回は本当にハラハラしながらワクワクもしました。
まだこのシリーズ四冊目ですが、一番面白かったかも。
攻防と同時に一人の遊女が見受けされて吉原の外へ出るのですが、三味線の名手であり、タイトルにもなっている清掻を弾いて去っていくのです。
ちょうど年も明けたところで読んだせいか、雪の中で響くその清々しさを感じました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015/01
感想投稿日 : 2015年2月1日
読了日 : 2015年1月26日
本棚登録日 : 2015年1月22日

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