今回はネタバレありでいきます。
下巻は、空也は長崎逗留のまま、今度は江戸へ帰る途中に薩摩から眉月がやってきます。しかも爺様付きで。
薩摩の江戸屋敷にもいろいろ事情がある様子。
当然のことながら薬丸新蔵にも薩摩藩から道場閉鎖しろと突かれつつ、薩摩藩を出た酒匂の次男が仇討にやってくるという。ちなみに空也には酒匂の幻の長男が。今までいたのかいというくらい表には出なかった長男。
眉月と出かけたりもしましたが、名残惜しくも眉月は爺様と一緒に江戸へ。江戸では空也の一家と家族ぐるみのお付き合い。もう将来決まったな。ついでに空也の妹睦月も中川と婚約。
最後は仇討対決。
薬丸は一撃で倒し、空也は長男が強かったこともあり、かなりの傷を負ってかろうじて勝利。…らしいが、状況はかなりやばいまま終了!
そんな中途半端なまま青春篇終了ですよ。
作者がいいお年なのもありますが、空也が成人になったからだという。
十番勝負まで行くんだよね?とか思いつつ、主人公だから死なないだろうという希望的観測のもとに続編を待ちたいと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
2019/09
- 感想投稿日 : 2019年9月9日
- 読了日 : 2019年9月8日
- 本棚登録日 : 2018年12月13日
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